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まつよい
はじめまして!
文系・知識ゼロから分析を勉強して
WEBマーケティングリーダー、分析人材の育成を担当している「まつよい」と言います!

文系でも仕事に活かせる「データ分析の始め方」をわかりやすく解説していきます!

「スープストックの業績回復に貢献したカレー皿」の逸話から考えるデータ分析のポイント2点を解説

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

最近、ネットでこんな話を見かけました。

簡単にまとめると

  • 2004年、スープ専門店スープストックは猛暑で全体的業績が悪化
  • しかし1店舗だけ好調な店舗があった
  • 好調な店舗は内緒でカレーを提供していた
  • スープ専門店というポリシーを曲げ、他店舗でもカレーを提供したことで業績回復

…というお話です。

まつよい

これは面白い!

まとめ記事からは、当時実際にどのようなやり取りがあったのかや、その真偽の程はわからないので、どこまで本当の話なのかわかりませんが、話としては「データ分析で課題解決する」という観点では重要なポイントがあるので、解説します。

スープストックのカレー皿小話から考えるデータ分析のポイント
  • 複雑な統計知識・分析手法を使わなくてもデータ分析や改善はできる
  • データに基づいて議論することで、経営陣も判断しやすい
まつよい

順番に解説していきます!

目次

「スープストックの業績回復に貢献したカレー皿」の逸話から考えるデータ分析のポイント2点を解説

複雑な統計知識・分析手法を使わなくてもデータ分析や改善はできる

複雑な統計知識・分析手法を使わなくてもデータ分析や改善はできる

今回の例を見る限り、複雑な分析ツールや手法はまったく使われていません。

こんな流れで分析が行われたと考えられます。

STEP
比較

店舗別の売上推移を比較

STEP
違和感に気づく

全体的に売上が落ち込む中、1店舗だけ業績が落ちていない店舗があることに気づく

STEP
仮説を立てる

この店舗だけ通常とは違うことをしているのではないか?

STEP
仮説の深堀り

該当店舗とその他店舗の比較を行う

まつよい

客数が多い理由を考える中で、立地、営業時間、メニュー…などを比較し、差があったのがメニュー「カレー」だったと。

この内容であれば、高価なデータ分析ツールがなくても、エクセルで分析可能なレベルです。

データ分析というと、高度な分析ツールや、統計的な知識がないとだめと考える人が多いのですが、今回の例のように、まずはエクセルだけでもデータ分析は行うことができます。

数字が嫌い

データ分析したいけど、ツールが導入できないからなぁ…

…というのは言い訳です。

まつよい

まずはエクセルでデータ分析に取り組んでみましょう!

データに基づいて議論することで、経営陣も判断しやすい

データに基づいて議論することで、経営陣も判断しやすい

スープストックは、この分析を元にカレーを他店に導入するか社内会議にかけます。

遠山はカレーライスをメニューに加えるかどうか社内会議にかけた。意見は賛成派と否定派で真っ二つに。遠山自身、「どちらかというとカレー皿派ではなかった。あくまでスープ屋であることが重要な要素だった」という考えだったが「成功した現場の声に従おう」と、決断する。

https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/business/entry/2021/024206.html
まつよい

カレー皿賛成派、反対派が真っ二つというのが面白い!

このような場合、企業では往々にして

上司

私はカレー皿を出したほうが良いのではと思う

上司

カレーを出すべきではない!ポリシーを無視するのか!!

と、お互いの主張や、感想のみで議論がされがちです。

その場合どうしても決定打にかけるため、立場の強い人の意見や、発言が大きい人の意見が通りがちになります。

もちろん、そんな決め方をされたのでは採用されなかった派閥は、納得感がなく、不満をいただくことが予想されます。

しかし、スープストックの例の場合は

  • 成功している店舗飲みがカレーを提供し好成績を叩き出しているデータがあり
  • 他店に横展開した場合、どのぐらいの業績回復が見込めるというデータで議論した

…のではないか考えられます。

つまり、感情や感覚ではなく、データに基づいて議論が行われたことで、「成功した現場の声に従おう」という決断に繋がったということです。

データに基づく提案は説得力がありますし、声の大小に関わらず議論ができます。

数値で議論したからこそ、反対派もある程度納得感を持ってカレーを提供する経営判断が降りたのだと考えれます。

まつよい

データドリブンな議論…大事ですね!

まとめ:複雑な統計知識・分析手法を使わなくてもデータ分析や改善はできる!データを元にガンガン提案していこう!

まとめ:複雑な統計知識・分析手法を使わなくてもデータ分析や改善はできる!データを元にガンガン提案していこう!

今回の話は詳細な裏付けがないので、かなり推測が含まれますが、ストーリーとしては納得感がありますよね。

高度な分析ツールを使わなくても、分析から改善に繋げていくことができます。

数字が嫌い

うちの会社は分析ツールがないからなぁ…

数字が嫌い

難しい分析の方法をしらないからなぁ…

…と、諦めるのではなく、まずはできるところから分析を初めてみるというのが重要です!

まつよい

ぜひみなさんも、日頃の仕事の中にデータ分析を取り入れて改善を行ってきましょう!

データ分析を学ぶには書籍か動画サービスがおススメ

データ分析は、上手に使いこなすと仕事の成果をぐんぐん高めてくれる優秀なスキルです。

文系でももちろん習得可能ですので、苦手意識を持たずぜひ挑戦してみましょう!

まつよい

おススメの学習方法は「初心者向けの書籍」か「オンライン動画サービス」です。

初心者向けの書籍については以下でおススメを紹介していますのでどうぞ!

通勤中など隙間時間に効率的に学習できる動画サービスもおススメです。

とりあえず無料で始めてみたいかたは動画サービスschoo(スクー)がおススメ!

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初心者向けの動画を厳選しておりますので、こちらの記事もチェックしてみてください!

まつよい

データ分析を学んで仕事に活かしていきましょう! それでは!

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